![]() | 怪奇四十面相 江戸川 乱歩 (1998/12) ポプラ社 この商品の詳細を見る |
子どもの頃、この本を読んで乱歩独特の文体の作り出す世界に、フィクションの楽しさを教えられました。暗号を解くところもおもしろくて、ドキドキしたものです。
ポプラ社の新版の表紙の絵はおしゃれなイメージで、なかなか良いと思いますが、この巻の絵は「?」と思っています。なかなかおしゃれな「狛犬」に見えるんですが、「狛犬」だと『透明怪人』の方が合っているんですが・・・。
私としては子供心に強烈な印象を残した街角の「あるもの」を描いて欲しかったけれど、これだとネタバレになってしまうからでしょうか?
アマゾンのページを見ていたら、『少年探偵団』のDVDを見つけました。
![]() | 少年探偵団 DVD-BOX 黒沢浩 (2004/12/24) タキコーポレーション この商品の詳細を見る |
これは、私は見たことがないんですが、昭和50年から51年まで放映されたテレビドラマシリーズだそうです。今から30年も前のドラマで小林少年役は、黒沢浩。たしかキャロライン洋子のお兄さんだかったかな。(って、若い人にはこの名前なんてわかりませんよね)
この写真を見ただけでも、いかにも昔のドラマっていう感じで、でも昭和っぽくてマニアにはきっと嬉しいですね。
![]() | ALWAYS 三丁目の夕日 通常版 吉岡秀隆 (2006/06/09) バップ この商品の詳細を見る |
先に映画化された、ビックコミックオリジナルに長年連載されている『三丁目の夕日』にも、乱歩の少年探偵シリーズに対するパロディというかオマージュというか、そういう作品があります。(映画自体には出てきません。コミックスの方にあります。)
少年探偵シリーズを読んでいる人には、その作品はすぐわかります。西岸良平さんの丸っこい作画で描かれる昭和の世界と、乱歩の独特の世界がオーバーラップして、昭和が懐かしい世代には楽しいですね。
乱歩作品のパロディまたはオマージュ作品が収録されているのはこちら。『夕焼けの詩』の10冊目です。『怪奇四十面相』と他の作品を題材にして、西岸流探偵簿として楽しい結末の作品に仕上げています。
![]() | 夕焼けの詩―三丁目の夕日 (10) 西岸 良平 (1979/10) 小学館 この商品の詳細を見る |
夏の夜に、あまり怖すぎずにミステリーの世界を楽しめる乱歩作品の少年探偵シリーズと、ほのぼの感を味わえるコミックス『三丁目の夕日』をどうぞ。私はどちらも大好きです。
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『怪奇四十面相』
『透明怪人』
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