おもしろい本

読書案内サイト「こども図書館ドットコム」の別館ブログです。 サイトで紹介している本のネタバレコメントを受け付けます。絵本・ファンタジー・ミステリーなどが中心。

大草原の小さな家

この頃、以前録画したアメリカのドラマ「大草原の小さな家」シリーズを見ています。


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もともとは、30年ほど前にNHKテレビで放送されたもので、とても気に入っていた大好きなシリーズでした。

でも、その当時はもちろんビデオなどないので、いわば「一期一会」と思ってました。それが1999年の4月からまたNHKで再放送されて、私は大喜びで録画しました。「新・大草原の小さな家」も含めて、3倍モードで録画した本数は、29本にもなりました。

アメリカの開拓時代を舞台にした、ローラ・インガルス・ワイルダーの半自伝的な物語が原作です。

でも、原作に沿って作られたのは、一番初めに、前・後編の2回に分けて放送されたもの(←講談社の青い鳥文庫『大草原の小さな家』に基づいたドラマ)ぐらいで、その後のドラマは、原作にないエピソードがほとんどです。

でも、不思議なことに、原作全巻を愛読した私が見ても、「きっと、ローラの家族はこういう人たちだったんだ」と思わせてくれるような、原作とは違うけれど、原作の香りを漂わせている、心温まるドラマです。

特に、セリフがすばらしくて、必ず毎回、心に響いて、人に勇気を与えたり、慰めてくれたりするものがあります。

理想的な「父さん」と「母さん」とその子どもたちが、美しい風景を背景に描かれています。

いくら素晴らしい両親が揃っていても、現在よりもずっと気候に左右されやすい農民の暮らしは、とても厳しく、なんの社会的な保障もない時代です。

入ると思っていた収入がたった一晩の天候のせいでふいになったり、子どもの病気の高い治療費を稼ぐため危険な仕事をしたり、また、ローラの家庭や町の人々に、様々な難問がふりかかったりします。

切実な問題ばかりではなく、ユーモアあふれる回もあります。でも、どの回にも、子育て中の方に参考になりそうな愛情あふれる「母さん」や「父さん」の言葉があります。

いえ、子育て中の方ばかりではなく、子どもも、おとなも、勇気が欲しい人や、悩んでいる人を励まして、元気付けてくれる言葉が、このドラマにあります。


このドラマを見ると、ごく普通の人たちの、ごく普通の人生にも、あとからあとから難問がふりかかるし、それを解決しながら、懸命に生きるのが「人生」なんだなあと感じます。

そして、家族で「愛してる」と言葉に出したり、抱き合ったりする表現も、、日本人には合わないと思うけれど、でも、なかなかいいものだなあと思ったりもします。

このドラマに描かれるアメリカは、好感を持って見られます。

昨年からは、DVDで発売されています。でも、残念ながら、一番初めに放送された、講談社の青い鳥文庫『大草原の小さな家』に基づいた回は、収録されていないようです。これこそが、開拓時代の厳しい、でも楽しい暮らしを如実に伝えている、『大草原の小さな家』の原点だと思うのですが。

何か収録できない事情があったのかも知れません。


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今、見直しているのは、以前録画したビデオの15本目。29本あるから、まだまだ楽しめます。本当にビデオがあって良かったと思っているところ。でも、このビデオも、地上波のテレビ放送の終了後は見られなくなるのでしょうか。その方面に疎いので、心配です。


次の本サイト「こども図書館ドットコム」の更新は、このドラマの原作の「大きな森の小さな家」シリーズにするつもりです。


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