先日、マークス寿子さんの本を紹介したので、その系列(?)の井形慶子さんの本も紹介します。


マークス寿子さんの本がイギリスの社会と日本の社会の比較の、「社会学」というほどではないにしろ、多少固い印象があるのに比べると、井形慶子さんの『イギリス式お金をかけず楽しく生きる!』は、イギリスと日本の比較ではあっても、もっと身近な感じがします。
この本では大上段に構えずに、著者が接したイギリス人から感じた暮らしの智恵や、暮らしに対する考え方を、自身の生活と共に語っていて、マークス寿子さんの著書とはまた違うイギリスの情報が得られました。
もともと、この本の中で語られる、イギリス人の考え方というのは、私が常々考えていることに近いのだけれど、国全体でそういう「お金よりも心」みたいな考えを実践している社会ということで、「そういう国だったのか!」と、改めて強く感じられました。
そして、「どんな環境でも自分なりの生活はできる」、というようなフレーズのもとに、著者の若い頃の貸家の改装経験(わざと格安で改装OKの部屋を見つけて自分の好みに変えて生活を楽しむ)や、一見イギリスとはかけ離れた、モデルチェンジが速い日本の社会は、バザーなんかを利用して情報を求めれば、「宝」がたくさん見つけられる社会だというようなことも、勉強になりました。
(それにしても、日本に赴任中の各国の大使館関係者が、数百円の古着を買い求めてバザーでうろうろするとは、びっくりしました。お金があるからといって、異常に高い品物を買い求めて自慢するような人たちの対極にある考え方です。堅実なんですね。)
他人の目を気にしすぎることが多い日本の社会でも、自分なりの考え方があれば、また、自分にはどういう生活が合っているのか探してゆけば、工夫できて楽しいことがあるんじゃないだろうか、と思わせてくれる本でした。
衣食住と、「学ぶ」ということについても、新しい発見をさせてもらいました。
何が大事かといことは、人によって千差万別でしょうけれど、この本の中に現れるイギリス人の考え方は、好きだと思いました。
単なるイギリスの情報ではなく、「身近な哲学」で、文章も読みやすい本です。


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マークス寿子さんの本がイギリスの社会と日本の社会の比較の、「社会学」というほどではないにしろ、多少固い印象があるのに比べると、井形慶子さんの『イギリス式お金をかけず楽しく生きる!』は、イギリスと日本の比較ではあっても、もっと身近な感じがします。
この本では大上段に構えずに、著者が接したイギリス人から感じた暮らしの智恵や、暮らしに対する考え方を、自身の生活と共に語っていて、マークス寿子さんの著書とはまた違うイギリスの情報が得られました。
もともと、この本の中で語られる、イギリス人の考え方というのは、私が常々考えていることに近いのだけれど、国全体でそういう「お金よりも心」みたいな考えを実践している社会ということで、「そういう国だったのか!」と、改めて強く感じられました。
そして、「どんな環境でも自分なりの生活はできる」、というようなフレーズのもとに、著者の若い頃の貸家の改装経験(わざと格安で改装OKの部屋を見つけて自分の好みに変えて生活を楽しむ)や、一見イギリスとはかけ離れた、モデルチェンジが速い日本の社会は、バザーなんかを利用して情報を求めれば、「宝」がたくさん見つけられる社会だというようなことも、勉強になりました。
(それにしても、日本に赴任中の各国の大使館関係者が、数百円の古着を買い求めてバザーでうろうろするとは、びっくりしました。お金があるからといって、異常に高い品物を買い求めて自慢するような人たちの対極にある考え方です。堅実なんですね。)
他人の目を気にしすぎることが多い日本の社会でも、自分なりの考え方があれば、また、自分にはどういう生活が合っているのか探してゆけば、工夫できて楽しいことがあるんじゃないだろうか、と思わせてくれる本でした。
衣食住と、「学ぶ」ということについても、新しい発見をさせてもらいました。
何が大事かといことは、人によって千差万別でしょうけれど、この本の中に現れるイギリス人の考え方は、好きだと思いました。
単なるイギリスの情報ではなく、「身近な哲学」で、文章も読みやすい本です。
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