おもしろい本

読書案内サイト「こども図書館ドットコム」の別館ブログです。 サイトで紹介している本のネタバレコメントを受け付けます。絵本・ファンタジー・ミステリーなどが中心。

ビッグコミックオリジナルに連載中の『玄米せんせいの弁当箱』

最近、バイトを始めたので、お弁当を持ってゆくことになりました。
と言っても、おにぎりとかんたんなおかずを持ってゆくだけなんですが、お弁当を持って出かけるというのは、高校生の時以来。なんだか懐かしい気がします。

20年来の愛読書であるビッグコミックオリジナル。今、魚戸おさむさんの『玄米せんせいの弁当箱』という作品が連載されています。

玄米せんせいの弁当箱 1 (1) (ビッグコミックス)玄米せんせいの弁当箱 1 (1) (ビッグコミックス)
(2008/04/26)
魚戸 おさむ、北原 雅紀 他

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私はもともと、魚戸おさむさんの作品は好きで、いつも楽しみにしています。『家栽の人』は毎回考えさせられたし、『がんばるな!家康』は、まったく知らなかった住宅業界のことがわかるようでおもしろかったし、『イリヤッド』は大好きな考古学の世界だったし。

今回は、「お弁当」というタイトルがついていますが、「お弁当」だけではなく「食」の世界全般を描かれています。

昨今は、偽装問題やら殺虫剤の混入事件やらと、「食」に関する事件が続いているので、生きる上でまず必要な、「食する」という大切なことについての魚戸さんの主張が楽しみです。

最新号では、「お弁当の日」という集まりが描かれていて、その中で、お弁当についての詩が披露されています。これは『弁当の日がやってきた』(竹下和男 著)という本からの引用らしいのですが、なかなか感動的です。

“弁当の日”がやってきた―子ども・親・地域が育つ香川・滝宮小の「食育」実践記 (シリーズ・子どもの時間)“弁当の日”がやってきた―子ども・親・地域が育つ香川・滝宮小の「食育」実践記 (シリーズ・子どもの時間)
(2003/09)
竹下 和男、香川県綾南町立滝宮小学校 他

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以前j、ある国ではお弁当を持つという習慣がないので、その国から日本に来た人は、お弁当を持つということがいやだというコメントを、なにかのサイトか本で読んだ記憶があります。

私は、「お弁当を持って出かける」とか、「お弁当を作る」ということには、「楽しい」とか「安心」というイメージがあります。

今回の最新号の『玄米せんせいの弁当箱』も、お弁当を作ることを通して、いろいろな力が養われるし、お弁当についての考えも、私の考えと共通するものがあります。

国や習慣が違うと、いろいろな考え方があるのは理解できますが、「お弁当」は今回の『玄米せんせいの弁当箱』の内容のように、いろいろなプラス面があることを、お弁当を持つ習慣のない国の人にもわかってもらえたらなあと思いました。

コミックスの紹介はしていませんが、本サイト「こども図書館ドットコム」もよろしく。

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三丁目の猫たち

今日は、コミックス『三丁目の夕日 夕焼けの詩』について。

夕日町三丁目の猫たちは、とても仲が良くて、おりおりに寄り集まって行事を楽しみます。

初期の頃は、茶川さんの駄菓子屋からお菓子を盗んで淳之介の仕業と勘違いさせた甘党の猫とか、庭に来る鳥の保護をしているミケとか、虎にあこがれている三丁目のリーダー格のトラ猫大将なんかが、各エピソードに単発で登場していました。

しかし、おもしろくなってきたのは、私の印象では、27巻目の「新年会」あたりからです。

このお話では、三丁目の最長老のふたまわり猫(24歳になる猫)の北斎先生が登場、猫たちが新年会を企画し、場所を選定し、飲み物・食べ物を調達しての宴会が描かれます。

夕焼けの詩―三丁目の夕日 (27) 夕焼けの詩―三丁目の夕日 (27)
西岸 良平 (1989/05)
小学館
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猫たちの姿がかわいらしくて、北斎先生が俳優の森繁さんを連想させる風貌なのもユニークで(「似てない」という人もいるでしょうが、私にはどうしても似てるように見える)、猫たちが主役のお話が私には楽しみです。

この『三丁目の夕日 夕焼けの詩』が連載されている「ビッグコミックオリジナル」の9月5日号と、最新号の10月5日号は、猫たちが登場しました。

9月5日号の『魔物道』では、北斎先生の私生活もちょっとのぞけて、北斎先生に次ぐお年寄りの猫モモ先輩と、北斎先生のために、トラ猫大将が活躍します。ほのぼのとして、心あたたまるストーリーです。

最新号の10月5日号は『日舞の星』。このお話では、『夕焼けの詩』28巻の「三丁目動物記」で登場した、猫たちの盆踊り指導の黒猫みどり先生の誕生秘話(?)がサイドストーリーになっています。

夕焼けの詩―三丁目の夕日 (28) (ビッグコミックス) 夕焼けの詩―三丁目の夕日 (28) (ビッグコミックス)
西岸 良平 (1989/12)
小学館
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そもそも猫たちの盆踊り、そして黒猫流家元、という発想がユニークでおもしろいと思っていましたが、その黒猫みどり先生の若かりし頃が最新号で描かれて、思わず「なるほど、そうだったのか」と推理小説で謎が解けたような思いを味わいました。

最新号の『日舞の星』の作画は、見方によっては、とってもシュールです。これは、やっぱり『夕焼けの詩』のファンでないと、楽しめないでしょうね。

私の本サイトはこちらです。(残念ながら、手が回らなくてコミックスの紹介はしていません。)こども図書館ドットコム

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